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私が手にした1本目のフジノンレンズ
「XF35mm F1.4 R」
35mm換算で53mm相当。
個人的に使い慣れた焦点距離ということもあり、ボディと同時に買うと決めていました。
ある人は「神レンズ」と言い、またある人は「売ったけど買い戻した」という声を聞いています。
長く使うレンズだろう!ということで新品を購入しました。
使い続けて1年以上が経過。
私の常用レンズとして活躍しています。おそらく7割以上の写真をXF35mmF1.4で撮っているのではないかと。
本当におすすめのレンズなので、この記事では、XF35mmF1.4の購入を迷っている人の背中を押していきたいと思います。
まずは作例集からご覧ください。
その後、使用感をレビューします。
※この記事の作例は全て撮って出し or カメラ内現像したもの
作例集
作例の続きは記事の最後に。
飲食店で料理を撮るならこのレンズ!
本当に使いやすい画角なんです。
なぜなら自分の影が入らないから。
もし画角が狭いレンズで料理を大きく写す場合。被写体に近づく必要があります。
そうすると、腕やカメラの影が入り込んでしまうことがありました。写真の下部が暗くなっているような状況です。上の写真、お世辞にも良いとはいえないですよね。
その点、XF35mmはちょうどいい画角。影が入らない距離感で撮れる。外からの光や店内照明、座る位置など考えなくてOK。どんなシチュエーションでも大体これ1本で事足りる。
限られた画角のため、食べ終えた器やおしぼりなど、写したくないものを必然的に排除できるメリットもあります。
苦労するのは狭いカウンター席。
料理との距離を保てないと、少し仰け反らないといけません。
テーブルフォトで全体を写すのは不向き
料理ひとつひとつ撮るのは得意。
しかし、飲食店でテーブル全体を写すには向いていません。
3〜4人で食事へ行き複数の料理を撮る場合、椅子から立って少し離れる必要があるでしょう。他のお客さんもいますし、店員さんの邪魔になるかもしれません……なるべく避けたいものです。
潔く諦めるか画角の広いレンズを使いましょう。おすすめはXF23mm。
オートフォーカスについて
購入前に「オートフォーカスが遅い」という口コミを見ていたので、気になってはいたのですが……
X-T3で使用したら全然問題ない。
速度面ではストレスなく使えています。
気になるのは音だけ。
このレンズのフォーカス方式は「全群繰り出し」といって、フォーカス位置によってレンズの全長が変化します。そのため「ジジジ」という動作音が少し気になる。
静かすぎる場所では目立つかもしれません。屋外で使う分には全然問題ないんですけどね。
ちなみに、慣れてくると愛着が湧いて、この音さえも可愛く思えるから不思議。
まとめ
良いところをまとめると、
- 開放絞りF1.4
- 187gと軽い
- 最短28cmまで寄れる
- かっこいい純正レンズフード
- 新品でも安く手に入る
気になる点は、
- オートフォーカスの動作音
- 防塵防滴じゃない
このくらいでしょうか。
私自身、雨の中で撮影したりしないので、防塵防滴でなくとも不便は感じていません。
XF35mmF1.4R は、料理も風景もポートレート撮影にも使える万能レンズ。
フジノンレンズの1本目にぜひ。
本体と一緒に購入されてはいかがでしょう。