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超広角単焦点レンズ「XF14mm F2.8 R」を手に入れました。
すでに超広角ズームレンズ「XF10-24mm F4 R OIS」を持っているんですけどね…
どうしても重さと歪みが気になりまして……悩んだ末に購入へと至りました。
使い始めて4ヶ月が経過。
やはり私には、軽くてコンパクトなレンズが性に合っているようです。違和感を感じるような歪みもなく、お気に入りのレンズのひとつ。
この記事では、そんな「XF14mm F2.8 R」の作例や使用感をご紹介。購入を検討している方の参考になれば幸いです。
まずは作例からご覧ください。
【作例】XF14mm F2.8 R【前編】
作例の続きは記事の最後に。
XF14mm F2.8 Rの特徴
- 2013年発売
- 35mm換算で21mm
- 手ブレ補正なし
- 開放絞り:F2.8
- 最小絞り:F22
- 最短撮影距離:18cm
- 重さ:235g
- フィルター径:58mm
レンズの使用感をレビュー
軽いって素晴らしい
レンズの重さ235g。
そしてコンパクトなサイズ感。2本目のレンズとして気軽に持ち運べる。
初めての場所を訪れる際、もしかしたら広角で撮りたいシーンがあるかもしれない。そんなときのために、鞄の中に潜ませています。
結果的に使わないこともありますが、持ち運びの負担が少ないからOK。
歪みが気にならない
XF10-24mmで感じていた不満。
そのひとつである歪みが抑えられてる気がします。
富士フイルム公式サイトには「徹底して抑えられた歪曲収差」と書かれており、今まで撮ってきた写真を振り返ってみても、違和感を感じるものは少ない。
そのおかげもあり、Lightroomで歪みを補正する手間もなく、時間的な効率化に繋がっています。
寄りで撮れる超広角単焦点レンズ
最短撮影距離は18cm。
被写体の近くまで寄れます。
建物の外観や室内、風景用に購入しましたが、料理写真も意外といける。いざというとき活躍するかもしれない。
しかし近づきすぎると歪みが目立つので、これ1本で万事OKとはならない。
安心のF2.8
XF14mmに手ブレ補正なし。
X-H1のように、カメラ本体に手ブレ補正が備わっていなければ注意が必要です。
私のカメラはX-T3。
ボディ内手ブレ補正はありません。手持ちで夜の撮影は厳しいかな、と思っていましたが……
開放絞りF2.8は心強い。
暗くてもしっかりシャッタースピードをかせげました。
撮った写真を見ても目立った手ブレはなく満足しています。
焦点距離14mm(換算21mm)について
旅行先のホテルにて。
客室の様子を撮ってみました。
クイーンサイズのベッドを設置した、そこそこ広い部屋でしたが、部屋全体を写すことに成功。
よほど狭い空間でなければ、問題はなさそうです。
XF14mmとXF10-24mm、どちらかひとつを選ぶなら
XF10-24mmを使用していたとき、ワイド端(10mm)で撮るケースは稀でした。
広すぎる画角のせいか、画面端に余計なものが写り込む。それが嫌で少しズームして使っていました。
「あれ、それなら14mmの単焦点でよくない?」
そう思ってしまったんです。
XF14mmは軽くてコンパクト。
手ブレ補正はないけれど、開放絞りF2.8の明るいレンズ。歪みも気にならなかった。
XF14mmとXF10-24mm。
両方とも持っていますが、もし手元にひとつしか残せないと言われたら……迷うことなくXF14mmを選びます。
Amazonなら新品で8万円代。
XF10-24mmより安く手に入る。
超広角レンズを検討しているならオススメ。