クラシッククロームの特徴
特定のフィルムではなく、グラフジャーナリズム全盛期の雑誌や、ドキュメントタッチの写真集に“印刷されたイメージ”を徹底的に見つめることから画質を設計しました。
今までの絵づくりとは明らかに違う、僅かに渋みを含んだ色彩とシリアスな階調。単なる事実を写した画像ではなく、撮影者の視座や思いが込められた写真へ。新フィルムシミュレーション「クラシッククローム」が、写真表現の領域を拡げます。
富士フイルム公式サイト
特設ページにも書かれている通り、すでにあるフィルムを再現したのではなく、ドキュメンタリータッチの雰囲気を再現。独特な色味を演出しています。
彩度は抑えめ。
カラフルな色合いが好みならおすすめしませんが、渋くて雰囲気のある色味を求めるならイチオシ。RAW現像しなくてもjpeg撮って出しで満足できるくらいには。
言葉で語るよりも見た方が早いと思うので、作例をご覧ください。
jpeg撮って出しの作例
クラシッククロームをカスタム。撮って出しの作例
ここからは以下の4項目を調整。
- ハイライトトーン
- シャドウトーン
- カラー
- シャープネス
クラシッククロームをベースにカスタマイズ。街並み、花、食べものを撮ってみました。
特に注目していただきたいのは城。
シャドウトーンとカラーをプラスにすることでより渋く。重厚な佇まいに。